片想い
今もどこかの小学校の
黒板の前で教えているのだろうな
どこかそこらの空の下に
―――じっと窓のむこうの青空を見る
二十余年を遡り
己れの能力を信じていた昔
あの頃に戻って出会ったなら・・・
・・・同じことか
どうせまた
すれ違って勘違った片想い
1999.11.12