河
もうどうでもいいや
つかれたよ
いくらもがいたところで
泳げぬものは溺れるのさ
苦しいのもほんのいっとき
河底に沈んで石となり
流のままに転がり行けば
いつかきっと迎えてくれる
大きな海のその懐で
波に揺られて眠ろうよ
S49.01.18