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Windows時代の到来


.2006.09.03

Windowsの使い始めははバージョン3.1です。
このころオーテクスを設立し、大阪の富士印刷と提携して入力業務を行うためにNECのPC9821RAを5台まとめて買いましたが、実際の入力はソフトの関係で向こうの持ち込んだ本物のIBM PC/ATでした。
なにせ入力していたのは日本語ではなくて、スペイン語、ドイツ語など英語以外のヨーロッパ言語でしたから。

Windows3.1はあんまり扱いやすいOSではありませんでしたが、表計算のマルチプランを使ってみたかっただけです。
インストールにはフロッピーを十数枚とっかえひっかえしなければならず、付きっ切りで半日掛かりました。
CDROMから起動してインストールできる現在からは想像もできません。

WindowsになってみるとNECである必要はまったくなくなったことに気がつきました。
DOS/Vでさえもう必要はなくなったのです。
NECももちろん気がついてDOS/Vに摺り寄りコスト削減を図りましたがときすでに遅し、あれだけ強固だったNEC98シリーズの天下はあっという間に終焉しました。




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自育不利人の たそがれ懐古録