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ウィンダムアンテナ 4:1バラン

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2010.03.14(日)

高いところが苦手なので、アンテナの給電部、両端とも滑車とロープで吊り上げて、簡単に降ろせるようになっている。
にもかかわらず、二十ン年、一度も降ろしたことはなかった。(^^;)

いくら漁船用ジャンクションボックスとはいえ、さすがに風化して、ベークライトの繊維が露出している。
碍子は電灯線引き込み用で、珠洲電気のゴミ箱から拾ってきたもの。
開けてみると、さすが漁船用、水が入った形跡はない。
イカサマバランの線径はせいぜい0.3mm。
コアの両端をコテコテに塗ってあるのはグリスではなく、接着剤。

しかし濡れていないとなると、交換してもあんまり劇的変化はなさそうな悪い予感がする。
水が溜まって、バランの役をなしていないことを期待していたのに。
屋外でのハンダ付けを覚悟していたのだが、ビス止めと判ったのでエナメル線の先端をワッカに加工するだけにした。
圧着端子を使うほどでもないし、ハンダ揚げすると被覆がきちんと剥がれているか、確認できる。
端末処理が終わったバラン。
やっとこ押し込んだ。
T200-6なんて大物はどのみち絶対入らない。
パッキンがヘタれていたので液体パッキンを使った。
しかし塗ろうとしたらすでに塗った形跡があった。
二十年前にすでにヘタれていたと思われる。


使用結果・・・SWRは3.0近く、よけい悪くなった。(-_-;)
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2010.03.13(土)

せっかく無線パーツからφ1.2のエナメル線を買ってきたのだが、バイファイラーで済むのなら残り物で間に合う。
たぶん最初に作った時の残りだと思う。
バラした電源トランスのヒータ巻線だと思う。
巻けるだけぎっちり巻くはずだったのだが、長さが足りなくなって10ターンになった。
確か7ターンもあればよかったんじゃなかったかな。
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2010.03.12(金)

SWRが2.5もあるのは、ひょっとしてウィンダムアンテナの給電部に入れてある4:1バランのせいかもしれない。
ここは正統派トロイダルコアで作りなおさなければなるまい。

ところがもともとの製作記事が出てこない。
数年前にこのコアを入手したとき見つけておいたはずなのに、とうとうボケたか。(-_-;)
手持ちのトロイダルコアは大きさこそ手頃だが、使用周波数も導磁率も全然分からないシロモノ。
たかだか7MHzだからどーでもいいだろ。

しかしネットでどう探してもトリファイラー巻きで作った例が見あたらない。
どれもこれもバイファイラー巻きだ。
どうにもすっきりせず気持が悪いが、バイファイラーで済むのならそのほうが作りやすい。
バイファイラーならわざわざねじることもあるまい。
ネットで見つけた製作記事によると、コアに絶縁テープを巻いている。
酸化鉄のコアに導電性はないから、たとえ被覆が破れて銅線が露出したとしてもショートなどするわけない。
ンなもん、必要ねーわ、と思いながらも気休めに高周波ニスを塗っておくことにした。(^^;)

かれこれ四十年前後寝かせ続けた高周波ニスは、ドロッとして蜂蜜みたいになっている。
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2010.03吉日

一念発起

現在使っているアンテナは全長40mのオフセンター・ダブレット通称ウィンダムアンテナだ。
3.5MHzの整数倍の7、14、28MHzまで使える優れもの。・・・・のはず。
給電点のインピーダンスは200Ωといわれ、4:1のバランで50Ωのつもりだ。

三十年ほど前、最初に作ったときは製作記事通り、T200-6と言うドでかいトロイダルを使った。
エナメル線を三本ネジったトリファイラー巻きで作り、タッパーに入れた覚えがある。
二十年ほど前、設置場所を変えるときに降ろしたら、タッパーはボロボロになり、大事なコアは割れてしまっていた。

タッパーには耐候性が全くないことが判ったので、二度目に上げたときは漁船用の立派な防水ジョイントボックスを使った。
(出入のクズ屋さんとこで拾ってきた)
ただし、中身は古いトランジスタラジオのバーアンテナのコアででっち上げたシロモノ。
巻き数だけはトロイダルと同じにしてあるが、動作しているのかどうかも定かでない。(^^;)
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