親父は短気ですぐ怒りました。 食後の茶碗にお茶を入れて、そこに煮干の頭を入れてかき回して、魚が泳いでいると言って遊んでいたら、親父がその茶碗をひったくって土間に撒き散らして怒ったのはいまだに意味がわかりません。 食べ物で遊ぶな、と言いたかったのでしょうか あるときなにをしでかしたのか、私は納屋に近くの親戚に飼われていたマリという名の犬と一緒に閉じ込められました。 マリは中型でおとなしい犬だったのですが、そんなことは知らない私にはとても大きな犬に見え、恐ろしくて泣いていました。 マリはちょこんと座って、困ったような顔をしていました。(^^;) その後、私はマリととても仲良しになりました。 |